HOME > よくある質問

よくある質問


チョウザメについて

Q, チョウザメは海の鮫とは違うのですか?

背中に一列に並んだウロコの形が蝶々が羽を広げているように見えることや、チョウザメの形が鮫に似ている事から蝶鮫と言う名前が付きました。海の鮫とは違う種類です。チョウザメは世界中に30種類近くが生息していますが、川で生まれて一生を川や湖で過ごすタイプと、海に下って大きく成長し産卵のために再び川に遡上するタイプとがいます。

Q, どれくらい大きくなりますか?

チョウザメはほとんどの種類が2m以上になります。一番小さいコチョウザメでも1mまでは成長します。飼育環境によっても成長は違ってきます。また、成長の速度は個体差も大きいのでできるだけ永く小さいままで飼育したい場合には、小さい個体を選んで飼育することをお勧めします。 当養魚場のテストでは、大きくなる個体が1年で60cmに対し小さい個体は15cm程度でした。絶対大きくならないとは言い切れませんが、大きくなり難い個体を選んで飼育するとゆっくり大きくなると思います。

Q, オス・メスの見分け方は?

チョウザメのオス・メスは外見では分かりません。3歳の魚のお腹を3cmくらい切開して、卵巣か精巣かを見分けて印を付けるか池を分けておきます。

Q, チョウザメはどのくらい永く生きるのですか。

天然のチョウザメの寿命は、50年以上です。しかし、養殖(飼育)する場合は、ほとんどの場合でそれほど永くは生きません。

チョウザメの飼育について

Q, 淡水で飼育できますか?

ほとんどの種類は淡水での飼育ができます。当養殖場で販売している種類はすべて、生涯を淡水で飼育できます。

Q, 飼育する際の水質(ph値)を教えてください。

一般的な淡水魚と同様、弱酸性〜中性の水で大丈夫です。なお、水道水を使用する場合は、塩素(カルキ)を抜いてください。

Q, 餌は何を与えれば良いですか?

ペレット状で底に沈むタイプの餌であればどんな餌でも良く食べます。冷凍の赤虫も大好物ですが、与え過ぎると他の餌を食べなくなる可能性もあります。口の大きさの割にノドが細いので、大粒の餌だと一度口に入れても吐き出してしまうこともありますので小さ目の餌を与えて下さい。当養魚場ではニジマス用の餌を与えています。

Q, 飼育にはどんな設備が必要ですか?

ガラス水槽・池・簡易的な池(プラ船等)で飼育できます。広すぎる環境ですと管理が難しいので、成長に合わせて広さを変えるのが理想です。冬季の保温(ヒーター)は必要無く、4℃〜27℃くらいまで適応します。適温は20℃前後です。夏季に28℃を超える場合はクーラーが必要です。流水での飼育が理想ですが、循環水での飼育も可能です。その場合には水替え小まめに行って下さい。飼育環境にもよりますが、目安として一週間に一度30〜60%の水を替えてください。なお、チョウザメは酸欠に弱いのでエアレーションをしっかり行ってください。

Q, 飼育水温は何度ですか?

適温は約20℃で、いちばん活発に泳ぎ回り餌もたくさん食べて大きくなります。4℃〜27℃くらいの温度に適応可能です。夏場のマンションでは30℃近く水温が上がりますので注意してください。水槽用クーラー等の方法で冷却する必要があります。

Q, 池(屋外)での飼育の注意点を教えてください。

チョウザメの大きさに比べて池が大き過ぎると餌やりが難しく、管理が大変です。ある程度の大きさに育つまでは、池に仕切りをする等で、適当な大きさにしてください。また、チョウザメは動きがゆったりしていて他の魚と違い上からの刺激にあまり反応しないので、サギやイタチの被害に遭い易い魚です。70cmサイズになるまでは池の上にネットを張る等の対策をしてください。

Q, チョウザメが立ち泳ぎをするのですが弱っているのですか?

チョウザメは、餌を食べた後立ち泳ぎをすることがあります。浮き袋のエアー調整を行っているので異常ではありません。ただし、酸欠の可能性もあるのでエアレーションがしっかり動作しているか確認してださい。

Q, アルビノのチョウザメを飼育する際の注意点はありますか?

アルビノの特徴としては、視力が通常のチョウザメより少し弱いようなので泳ぎがあまり上手ではありませんが、飼育面で特に気をつける点はありません。餌に関しては、チョウザメは目ではなく"餌のにおい"と"ヒゲ"で探して食べるので、アルビノであることで心配する必要はありません。

Q, 旅行などで餌を与えない期間が何日かあっても大丈夫ですか?

チョウザメの大きさによっても違いはありますが、一週間くらいは餌を与えなくても大丈夫です。大きさによる違いもありますので、個別にご相談ください。

チョウザメとの混泳について

Q, 熱帯魚との混泳はできますか?

2つの条件をクリアーすれば混泳可能です。まず水温の問題ですが、熱帯魚の適温は約25℃ですが、チョウザメもゆっくり25℃まで慣らせば適応できます。もう一つは、混泳魚の大きさを合わせることです。

Q, 池で鯉と一緒に飼えますか?

鯉との混泳も可能です。チョウザメは底に沈んだ餌しか食べませんので、沈下性の餌を与えて下さい。鯉の方が食べるのも早いので、少し多めに餌を与えてください。

お取引について

Q, 宅急便で発送の場合の梱包方法は?

ビニール袋に水を入れ酸素で膨らませてチョウザメを入れます。袋を発泡スチロール箱に入れて配送中に温度が上がり過ぎないように氷を入れて発送します。広島から発送した場合、東北地方・北海道は翌々日の到着、それ以外の殆どの地域は翌日到着します。翌々日着の地域にも元気な状態で届きます。

Q, 到着したチョウザメを水槽に入れるにはどのような手順が必要ですか?

水槽や池にチョウザメを袋のまま浮かべて30分〜1時間かけて水温を合わせてから袋を開けて放してください。配送時の水温と飼育水の水温が10℃以上違う場合には、半日くらいかけてゆっくりと水温を合わせるようにしましょう。

Q, 到着したチョウザメがほとんど動かないのですが、弱っているのですか?

配送時に高温になると死んでしまいますので、発泡スチロール箱に氷を入れて低温で発送します。外気温等の影響で冷えすぎると、仮死状態で到着する場合があります。エラが動いている場合には通常と同じく袋のまま飼育水に浮かべ温度合わせを行ってください。水温が上がってくると元気になって泳ぎ出します。

疑問は解決されましたか?

ご購入前・ご購入後のご相談や疑問など、お問い合わせフォームからお気軽にご連絡ください。

ページの先頭へ