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他の淡水魚との混泳について

チョウザメは、他の淡水魚との混泳も可能です。チョウザメが小さいうちは水槽で他の熱帯魚や古代魚と、大きくなってきたら池で鯉と混泳させるなどして楽しめます。なお、大きくなって飼えなくなったチョウザメは、当養殖場で引き取ることもできます。その場合は、お気軽にご相談ください。以下に、混泳する場合の注意点をまとめてみました。

チョウザメとポリプテルスの混泳
チョウザメ(幼魚)とポリプテルス
池で飼うチョウザメ
池で飼うチョウザメ(成魚)

混泳できる魚は温和な魚のみ

チョウザメは、"サメ"というイメージから他の魚を襲って食べると思われがちですが、たまたま口に入らない限り積極的に食べるようなことはありません。混泳する魚も、チョウザメを襲ったり攻撃したりしない温和な魚であれば、1つの環境の中でうまく共存することができます。

混泳魚の大きさを合わせる

混泳する場合は、混泳魚の大きさを合わせることがとても大切です。混泳魚が小さい場合、たまたまチョウザメの口に入ってしまう可能性があります。またその逆も考えられます。混泳する魚が成長するにつれて大きさが合わなくなってきた場合は、混泳をやめて水槽を2つに分けるなどしてください。

水温を合わせる

チョウザメの適温は20℃ですが、徐々に慣らせば4℃〜27℃くらいの温度に適応可能です。例えば、グッピーなどの熱帯魚の適温は約25℃ですが、チョウザメもゆっくり25℃まで慣らせば適応できます。慣らし方は、1日に1℃ずつ上げてチョウザメを慣らすのが理想です。温度合わせについて、ご不明な点がございましたらご相談ください。

チョウザメと混泳できる魚の例

チョウザメと混泳できる観賞魚の一例を下表にまとめました。この他にも、たくさんの淡水魚と混泳は可能です。ただし、ここに挙げた例でも、魚1尾ずつに個性があるため混泳によるトラブルが起きる可能性はあります。混泳によるトラブルが絶対に起きないというわけではありません。魚の個性をよく観察し、飼い主様のご判断のもとで混泳をさせてください。

分類魚種
アミア科アミア・カルヴァ
アロワナ科シルバーアロワナ、ブラックアロワナ
エレファントノーズ科エレファントノーズ・フィッシュ
カラシン科 ブラック・コロソマ、ネオンテトラ、カージナル・テトラ、グリーンネオンテトラ
カダヤシ科グッピー
コイ科コイ、金魚、ホンモロコ
シクリッド科アイスポット・シクリッド、グリーンディスカス、ブルーディスカス、エンゼルフィッシュ
トゲウオ科トミヨ
トラフサンショウウオ科メキシコサラマンダー(ウーパールーパー)
ポリプテルス科ポリプテルス・アンソルギー、ポリプテルス・エンドリケリー、ポリプテルス・オルナティピンニス
ナギナタナマズ科スポッティド・ナイフフィッシュ

チョウザメと混泳できない魚の例としては、アジアアロワナ、ピラルクー、ピラニア、ハイギョたちです。攻撃性のある魚・個体と混泳すると大人しいチョウザメは被害にあってしまいます。

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